定期歯科健診 Q&A

Q. 定期健診は何をするのですか?

A. 歯の定期健診では、

  • 虫歯や歯周病の早期発見
  • 虫歯や歯周病の原因になる「歯垢」や「歯石」の定期的な除去(クリーニング)
  • 詰め物や被せ物の異常がないか
  • 口の中の粘膜の病気の有無
  • その他、歯並びや顎関節など気になる点のご相談

などを行い、口の健康を守ります。

(関連記事)

虫歯の原因

歯周病の原因

歯のクリーニング

口腔がん

Q. 痛くないけど、定期健診は行った方がいいですか?

A. 近年、歯医者さんは「痛くなったら行く場所」というより、「歯や口の健康をお手伝いしてもらう場所」と認識されてきています。

自分では気づけない“痛くない”虫歯や歯周病などが潜んでいることもあります。歯を長持ちさせるためには、定期健診で自分の歯や歯茎、口の中の健康状態を知り、予防することが大切です。

Q. 定期健診の頻度は?

A. 定期健診の目安は一般的に、2ヶ月〜6ヶ月程度が推奨されています。歯石のつきやすさ、虫歯のなりやすさなどは個人差があるため、担当医と相談しながら決めるのが良いでしょう。

またお子様の場合は、歯の生え変わりや歯並び、生えたての乳歯・永久歯(虫歯になりやすい)などの理由から、3〜4ヶ月程度が推奨されています。

(関連記事)

虫歯の予防方法とは?

子供の歯の生え変わり

歯の本数が足りない?!

Q. 定期歯科健診の費用は?

A. 定期健診の費用は1回あたり、約2,000〜3,000円(保険適用で約3割の場合)となります。(お口の中の状況によって、必要な検査や処置内容が異なることがございます。)

また歯や歯茎の状況によってはレントゲン検査が推奨されることがあり、別途1,000〜1,500円ほどかかることがございます。

Q. 定期健診ではレントゲンを必ず撮りますか?

A. 当院では必要時にのみ、レントゲン撮影をご相談させていただいております。(定期健診の都度、必ずレントゲンを撮ることはありません。

*レントゲン検査では以下のような多くのことを調べます。

  • 目視で診断できない虫歯(詰め物や被せ物の下の虫歯)の有無
  • 虫歯の深さ
  • 歯が折れていないか
  • 歯茎の腫れや膿の原因
  • 歯周病の程度(歯を支える骨の状況)
  • 顎関節の骨の状態
  • 副鼻腔の状態

歯医者さんのレントゲンは必要?安全性は?

Q. 定期健診は痛いですか?

A. 定期健診では、歯や歯茎のチェックやクリーニングなどの処置を行うことが多く、特に“痛い”処置ではありません。

ただ、歯茎が異常に腫れていたり、知覚過敏(歯がしみる)の部分は痛みを感じやすい傾向があるため、遠慮なくお申し付けください。

(関連記事)

知覚過敏とは?

Q. 治療ではなく、定期健診だけで受診してもいいですか?

A. はい、当院では定期健診のみの受診も承っております。

Q. 学校(会社)で歯科検診を受けていますが、定期歯科検診を受けた方がいいですか?

A. 学校や企業など集団歯科検診では「健康」・「要観察」・「要治療」などへふるい分けし、確定診断をするものではありません。

歯医者さんの歯科健診では、目視以外の精密な検査を行うことができます。歯を健康に保つためには、集団検診だけでなく、歯医者さんの歯科健診の受診が推奨されています。

Q. 子供の定期健診は何歳から始めれば良いですか?

A. お子様の定期健診の開始時期は、歯が生えてきた時期(生後6〜9ヶ月ごろ)からといわれています。

生えてきた歯、歯の本数、上唇小帯(上唇の裏側のスジ)、舌小帯(舌の下のスジ)などの異常の有無を幅広く確認致します。

(関連記事)

歯の本数が足りない?!

乳歯の生え変わり

上唇小帯とは?

舌小帯とは?

Q. 妊娠中ですが、定期健診を受けることはできますか?

A. はい、妊娠中でも定期健診を受けられます。妊娠中にレントゲンや麻酔を強要することはございませんので、ご安心ください。

また健診中にもし体調の変化がございましたら、中断可能ですので、お気軽にお申し付けください。

妊婦さんの姿勢

Q. 虫歯や歯周病以外のことも相談できますか?

A. はい、虫歯や歯周病(歯槽膿漏)以外のことでもお気軽にご相談ください。

例えば、

など多くのご相談を承っております。

error: Content is protected !!
\ 相談のみでも構いません /
相談する(お問い合わせ先)
\ 相談のみでも構いません /
相談する(お問い合わせ先)