オフィスホワイトニング
気になる値段や効果の持続期間は?
オフィスホワイトニングは歯科医院で行うホワイトニングで、歯を削らずに白く美しくする治療方法です。特に早く白くしたい方におすすめです。
ここでは、オフィスホワイトニングの値段(治療費用)やメリット・デメリット、成分、ホームホワイトニングとの違いなどについて、わかりやすく解説致します。
目次
オフィスホワイトニングとは?
オフィスホワイトニングは専用の薬剤ジェルとライトを使って、歯医者さんで専門のスタッフが施術をするホワイトニング方法です。
メリット
- 当日にホワイトニング効果が得られやすい。
- 自分で面倒な手間を行う必要がない。
- 特定の歯、あるいは歯の一部のみにも適用できる。
- ホワイトニング後に歯がしみる(知覚過敏)場合、適切な処置を受けることができる。
- 歯並びが悪い方にも対応可能。
デメリット
- ホームホワイトニングより費用がかかる。
- 1回の治療時間がやや長い。
- ホームホワイトニングと比べると効果の持続性は短い場合がある。
- 光線過敏症の方は適応不可。
- 奥歯はライトが届きにくく、奥歯のホワイトニングには向かない。
留意点
ホワイトニングの効果が得られない歯
ホワイトニングの薬剤は「歯」に作用し、着色や変色の原因となる色素を分解するため、詰め物や被せ物など人工の歯は白くなりません。
ホワイトニングの効果が得られにくい歯
神経がない/神経が壊死している歯は、ホワイトニングをしても白くなりにくいです。
適応にならない方
- 無カタラーゼ症の方
- 妊娠中や授乳中の方、あるいはお子様(15歳未満)
- 光線過敏症
- 重度の呼吸器疾患(気管支喘息など)がある方
- 銀歯など金属の溶け出しで黒ずんだ歯
- テトラサイクリン系抗生物質による変色歯
オフィスホワイトニング後の飲食
オフィスホワイトニングの後は、一時的に歯に着色しやすい状態になるため、2日間ほどは色素の濃い食事(コーヒーや赤ワイン、ケチャップなど)は控えましょう。
しみる歯がある場合
虫歯やしみる歯(知覚過敏)がある場合、ホワイトニング前に確認致します。ご来院時にお申し出ください。
ホワイトニング
[内容]薬剤ジェルとホワイトニング専用照射機を使用して歯を白くします。[費用]30,000円(税込)[通院回数]原則、1回[副作用・リスク]個人差がありますが、施術中や施術後に、一時的に歯がしみる(知覚過敏)場合があります。
ホワイトニングの効果
効果の持続期間は?
オフィスホワイトニングの効果の持続期間は約3〜6ヶ月間といわれ、ホームホワイトニングよりやや短い場合が多いです。しかし、歯磨きの回数や食習慣、喫煙習慣の有無によって、個人差がございます。
効果が現れるまでの回数・期間は?
オフィスホワイトニングは施術当日に効果を得られやすく、1回の施術で白くなる方が多いです。さらにオフィスホワイトニングを行うことで、より白さを高められます。ただし、歯の質や元の歯の色によって、個人差がございます。
効果が長持ちさせるには?
歯垢・歯石とり(クリーニング)
白く綺麗な歯を長持ちさせるためには、定期的な健診と歯垢・歯石とりが効果的です。歯磨きでは落とせないステイン(着色汚れ)などを専門的に取り除き、虫歯や歯周病、口臭などの予防につなげることもできます。
食後の歯磨き・うがい
特に色素が濃い食事(コーヒーやお茶類、ソースなど)をした後は、なるべく早めに色素を落とす習慣がおすすめです。すぐに歯磨きできない時は水でゆすぐ、ガムを噛んで唾液を出すなどの工夫をしましょう。
治療の流れ
- カウンセリング
- 歯のクリーニング
- 現在の歯の色の測定
- 薬剤を歯に塗布
- 光を照射
- 歯の色の再測定
*施術時間は1時間〜1時間半程度となります。
成分・仕組み
主成分である過酸化水素が変化して、変色・着色の原因となる色素を分解することで、歯が白くなります。
製品 | 過酸化水素濃度 |
---|---|
ティオンオフィス | 約23% |
松風ハイライト | 約35% |
ピレーネ | 約3.5% |
*歯科医院で使われるホワイトニング剤は一般的に過酸化物(過酸化水素、過酸化尿素)を含む薬剤で、「医薬品医療機器等法」で「高度管理医療機器」として承認され、ホワイトニング効果が科学的に認められています。
また歯科医師または歯科衛生士の資格を持たない者が、この薬剤を使って施術することはできません。
ホームホワイトニングとの違い
ご自宅でできる「ホームホワイトニング」もございます。
「オフィスホワイトニング」と「ホームホワイトニング」は以下の違いがあるため、ご自分に合った方を選ぶのが良いでしょう。
☟下の表は、横に移動(スクロール)できます。
種類 | 利点 | 欠点 | 価格 |
---|---|---|---|
オフィスホワイトニング |
|
|
30,000円 |
ホームホワイトニング |
|
|
1,5000円 |
早く白くしたい・白さも長持ちさせたい時は?!
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する(デュアルホワイトニング)ことで、双方のホワイトニングのメリットを得ることができます。
「デュアルホワイトニング」ではオフィスホワイトニングでまず短期間で歯を白くした後、ホームホワイトニングで白さを持続させます。
治療費用
ホワイトニングは保険適用外の治療です。オフィスホワイトニングの治療費用は30,000円(税込)となります。
まとめ
オフィスホワイトニングは歯医者さんで有資格者が施術をするホワイトニングです。ホームホワイトニングとは薬剤の濃度に違いがあり、早めに白くしたいにおすすめです。
またホワイトニング後は飲食後の工夫や定期健診や歯垢・歯石とり(歯のクリーニング)を行うことで、健康で綺麗な歯を保ちやすくなります。
ホワイトニングでご不明な点やご不安な点等ございましたら、お気軽にご相談ください。
(関連記事)
(厚生労働省のガイドラインに沿った説明)
・施術名:ホワイトニング 施術の説明:ホワイトニングは、食生活や加齢、遺伝などによって変色した歯をホワイトニング剤と専用照射機で白くする方法です。歯を削る必要がありません。 施術回数:原則、1回 施術の副作用(リスク):個人差がありますが、一時的な疼痛、冷水痛、歯の色のムラが生じることがございます。 施術の費用:30,000円(税込) ホワイトニング剤の種類によって、費用が異なります。