セカンドオピニオン
近年、注目されているセカンドオピニオン。ここでは、セカンドオピニオンについて正しく知って頂くために、セカンドオピニオンのメリット・デメリットを含め、わかりやすく解説致します。
目次
セカンドオピニオンとは?
セカンドオピニオンとは、主治医以外の医師に診断結果や治療方針についての意見を求めることです。
セカンドオピニオンは「他の治療方法や治療方針について知りたい」、「現在の診断内容や治療内容を詳しく聞きたい」などの場合に、ご不安や疑問点が解消し、今後の治療選択の参考にして頂くことを目的としています。
今までの経緯や現在の症状等を私たちにお聞かせください。
よくあるご相談
- 抜歯が必要と診断されたが、歯を残す方法はないか。
- 歯の神経を抜く必要があるといわれたが、歯の神経を残す方法はないか。
- なるべく削らない治療で進めていきたいが、可能か。
- インプラントを勧められたが、インプラント以外の治療方法について知りたい。
- 骨が足りなくてインプラントができないといわれたが、確認してほしい。
- 痛くなかった歯が治療後から痛い・しみるので、診てほしい。
- 歯が痛いが、原因不明といわれたため、診てほしい。
- 治療中の歯の歯茎がよく腫れるので、原因を知りたい。
- 詰め物や被せ物がよく外れるので、診てほしい。
- 入れ歯が合わないので、診てほしい。
- 口臭の治療を受けたが治らないので、検査してほしい。
- 抜歯せずに矯正治療をしたいので、他の矯正治療を教えてほしい。
- ワイヤー矯正でなく、マウスピース矯正で治療できるか。
- 舌や歯茎など口の粘膜に原因不明の違和感や痛みがあるので、診てほしい。
- 舌に変なできものがある。口腔がん(舌がん)ではないかと心配なので、診てほしい。
セカンドオピニオンの対象となる方
患者様ご本人のご来院が必要です。またご家族の同伴(付き添い)も可能です。
セカンドオピニオンの費用
多くの場合、セカンドオピニオンの費用は約1,000〜2,000円となります(初診料を含む)。
*歯の状況によっては、レントゲン撮影などをご協力頂けると、詳細な状況が把握しやすいことがございます。
ご来院時に持参いただくもの
保険証をご持参ください。またレントゲンやCTなどの画像データをお持ちの場合はご持参ください。
セカンドオピニオンをお受けできない場合
- 患者様ご本人以外の方からの相談
- 患者様ご本人が故人である場合
- 主治医に対する不満、医療事故・医療過誤及び訴訟に発展する可能性が危惧される相談の場合
- 予約されていない場合
- 医療費の内容、医療給付に関する相談の場合
- 相談内容が当院の専門外(歯科以外)の場合
- その他、当院がセカンドオピニオンに応じることが困難である内容と判断した場合
セカンドオピニオンの流れ
ご予約
診断内容や治療方針、治療方法などでお悩みがあり、セカンドオピニオンを希望の場合は、ご予約をお願い致します。
御電話にてご予約の際は「セカンドオピニオン希望」とお伝えください。
相談・診察
ご相談内容をお伺いし、現在の状況を診察させて頂きます。
肉眼での判断が難しい場合は、レントゲン撮影などのご協力をお願いすることがあります。レントゲンやCT画像をお持ちの場合はご提示ください。
説明
診察後に医学的に正しい視点から、説明致します。患者様が自分に合った治療方法を正しくお選び頂けるための一助になれば幸いです。
セカンドオピニオンのメリット
セカンドオピニオンは医学的に正しい視点で意見を提示してもらうことで、疑問点を解消し、自分に合った治療方法を選ぶときの参考にすることができます。
注意事項
- セカンドオピニオンは自分の意見に賛同してくれる歯科医師を見つける手段ではありません。
まとめ
現在の診断内容について詳しく知りたい、他の治療内容や治療方針について知りたいなどご不安や疑問点がある場合は、セカンドオピニオンを受けることで、疑問点が解消されることがあります。
またセカンドオピニオンで提供された意見や治療内容を参考にすることで、自分に合った治療を進めやすくなります。
治療についてご不明な点や疑問点等があり、セカンドオピニオンをご希望の際はお気軽にお問い合わせください。
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