口臭の確認方法
(セルフチェック)
自分の口臭は分かりにくいものですが、気づかないうちに相手にいつ、どんな臭いで伝わり、不快な思いをさせているのかと不安を感じている人も少なくありません。
ここでは、自分で簡単にできる口臭の確認方法(セルフチェック)を紹介致します。
確認方法
ビニール袋などに息を吐く
ビニール袋やコップを使い、息を吹きこんで空気が漏れないようにします。その後、閉じ込めた息を嗅いでにおいを確認します。
フロスや歯間ブラシの臭い
歯と歯の間にたまった歯垢(プラーク)をフロス(糸ようじ)や歯間ブラシで掃除した後、その臭いを嗅いで確認します。
ただし、歯垢の量が少なければ臭いがあっても、他人が不快と感じる程の口臭にはなりにくいです。
舌をガーゼで拭く
清潔なガーゼで舌の奥の方を拭き取り、しばらく置いてからその臭いを嗅いで確認します。
口臭を疑う確認項目
口の中
舌苔
舌が白い(または黄色い)場合には舌苔が付いている可能性があります。舌苔は口臭の大きな原因になるため、口臭の疑いがあります。
口が乾く
口が乾くと、口の中の菌が繁殖しやすくなります。
口呼吸の自覚がある
半年以上、歯周病の検査をしていない
歯茎の膿
治療していない虫歯、合っていないつめもの・かぶせもの
生活習慣
口臭の原因になる食べ物、飲み物
(関連記事)
(参考文献)
「口臭の分類、原因および診断方法」音琴 淳一先生 松本歯学31:230~240,2005