ファイバーコア（ファイバーポスト）とは？
金属アレルギーの方も安心な土台材料

神経のない歯では金属や樹脂で土台を組み立てて、歯を治します。2016年より、ファイバーコア　ポストと呼ばれる新しい樹脂製の土台材料が保険適用になりました。

ここでは、金属を使用しないファイバーコアの特徴について、解説致します。

歯の土台（コア）とは？

神経のない歯の治療では、歯を補強しながら修復するために、土台（コア及びポスト）をつくる必要があります。

上図のように、土台は差し歯をつくるための部品の一部ともいえます。

土台の材質には、樹脂製と金属製があります。ファイバーコア　ポストは樹脂製の土台を指します。

（また金属製の土台をメタルコアと呼びます。）

ファイバーコアは細かなグラスファイバー繊維の芯を樹脂（レジン）で固めた新しい土台材料です。

またファイバーコア　ポストには従来の金属製の土台（メタルコア）にはない次の利点があります。

ファイバーコア　ポストは適度な丈夫さ・しなやかさがあり、衝撃を吸収して歯への負担が少ないメリットがあります。

金属を全く使用しない材料であるため、金属アレルギーの心配がございません。

光を適度に透過するため、より天然の歯に近い見た目で仕上げることができます。

土台を作る治療の回数は1〜2回ほどで、以下のように進めます。

ファイバーコアには、

などの利点があります。（ただし、歯の状況によってはファイバーコアが適用にならないこともあります。）

気になる点、ご不明な点等ございましたら、お気軽にご相談ください。

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