虫歯の治療費用、期間・回数について
「虫歯の治療の期間・治療費用はどれくらいかかる?」など心配な方も多いのではないでしょうか。
虫歯の治療費用や回数、期間は主に虫歯の進行度や部位、本数によって左右されます。一般的には初期の虫歯であるほど、治療の回数や費用は少ない傾向にあります。
ここでは、虫歯の治療費用等のご不安を少しでも解消していただくために、虫歯の程度と合わせた治療費用について解説致します。当院ではメール相談も承っておりますので、お気軽にご相談ください。
*治療の回数や期間は、虫歯の状況によって異なります。また保険適用の治療は診療報酬の改定(2年に1回)で変化することがございますので、目安としてお考えください。
虫歯の治療費用や回数はどのように決まる?
- 虫歯の進行度(段階、レベル)や場所、数
- 詰め物や被せ物の種類(保険診療か自由診療か)
- 虫歯治療で使う薬剤
虫歯の進行度
虫歯の治療はまず虫歯の進行具合(深さ)よって、回数が異なります。一般的に虫歯が軽度であるほど、治療回数は少なく、小さい虫歯は即日で終わることもあります。
初期段階や神経まで達していない虫歯(C2以下)
虫歯の部分を取り除き、詰め物や被せ物をする治療で完了することが多く、最短で1回の治療で終わることもあります。
治療内容(回数)
レジンというプラスチックのような白い材料で詰める場合、1回の治療で終わることが多いです。一方で、虫歯の場所や深さによっては型取りが必要な場合もあり(銀歯を含む)、2〜3回ほどの治療で完了します。
治療費用
虫歯が小さく、部分的な詰め物になる場合、保険適用(3割負担)で1500〜4000円/個程度になります。
被せ物(歯を全て覆う)の場合、銀歯で約5000円、白い被せ物(ハイブリッドレジンCAD/CAM冠)で約6000〜8000円です。
神経まで達する虫歯(C3以上)
虫歯は重症化すると歯が脆くなったり、虫歯菌が深くまで侵入します。重症化した虫歯では歯の中の消毒や土台作りなどが必要なため、治療回数が増える傾向にあります。
歯の奥深くに侵入した菌を取り除く根管治療や土台が必要になるため、2〜3回以上かかることがあります。
治療内容(回数)
歯の根の治療(根管治療、歯内療法)後、土台をつくり、被せ物をします。
治療費用
保険適用(3割負担)で土台が2000円前後で、詰め物や被せ物は3000〜8000円程度(後述)になります。
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詰め物や被せ物
虫歯治療では歯を修復するために、詰め物や被せ物が必要です。詰め物や被せ物にはいろいろな種類があり、保険適用のものや自由診療のものがございます。
当院では高額な治療を不要に勧めることはございません。詰め物や被せ物についてのご相談のみも承っておりますので、お気軽にご相談ください。
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虫歯の治療で使う薬剤
虫歯の治療では、なるべく削らない目的や神経を温存する目的で専用の薬剤を使用することも可能です。
費用
当院ではなるべく削らない虫歯治療を導入しております。費用は、保険適用の治療とほぼ同等の負担額になるよう設定しておりますので、ご安心ください。
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まとめ
虫歯の治療回数や期間、治療費用を最小限にするためには、早い段階での治療がおすすめです。また虫歯が重症化すると、治療期間や回数、費用が増えるだけでなく、歯の寿命も短くなってしまいます。歯を健康に保つためには、定期検診や歯のクリーニングが大切です。
当院では、虫歯の治療方法や治療費用、期間・回数などのご相談を随時承っております。虫歯でお困りな方は些細なことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。
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