虫歯菌や歯周病菌、口臭予防に役立つ歯磨き粉

虫歯や歯周病になりやすい場合は、殺菌成分を含む歯磨きを使用することで、虫歯や歯周病の予防に役立てることができます。

ここでは、虫歯や歯周病など口の状況に合った歯磨き粉の殺菌成分を紹介致します。

成分

成分名 特徴
IPMP
(イソプロピルメチルフェノール)
虫歯や歯肉炎に有効で、歯垢に浸透して殺菌効果を発揮します。(非イオン性殺菌剤)
CPC
(塩化セチルピリジニウム)
虫歯や歯肉炎に有効で、歯や粘膜の表面にいる菌に殺菌効果を発揮します。(イオン性殺菌剤)
CHX
(クロルヘキシジン)
BKC
(塩化ベンザルコニウム)
歯肉炎や歯周炎の予防に有効で、歯や粘膜の表面の菌に殺菌効果を発揮します。(イオン性殺菌剤)
LSS
(ラウロイルサルコシンナトリウム)
虫歯や口臭の予防に有効で、歯や粘膜の表面にいる菌に殺菌効果を発揮します。

目的ごとに使い分けよう!
成分の選び方

虫歯の画像

初期虫歯や歯肉炎の予防

薬用成分の「CPC(塩化セチルピリジニウム)」を配合する歯磨きやうがい薬(マウスウォッシュ)を選ぶことで、虫歯菌や歯周病菌に対する殺菌効果が期待できます。

歯茎が膿んでいる/口臭が強い

歯周ポケット(歯と歯茎のすき間)にいる菌に浸透する殺菌剤である「IPMP(イソプロピルメチルフェノール)」や口臭予防効果のある「LSS(ラウロイルサルコシンナトリウム)」を含む歯磨き粉・うがい薬(マウスウォッシュ)が良いでしょう。

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歯周ポケットが深い

歯周病が進行し、深くなった歯周ポケット(歯と歯茎のすき間)には殺菌作用のある薬用成分の「CPC(塩化セチルピリジニウム)」「IPMP(イソプロピルメチルフェノール)」が配合された歯磨き粉やうがい薬(マウスウォッシュ)が良いでしょう。

歯周ポケット内の汚れのうち、表面の菌にはCPC、汚れの深部にいる菌にはIPMPの殺菌効果が期待できます。

また歯茎を引き締める効果のあるビタミン成分(ビタミンE:酢酸トコフェロール)を配合するものも良いでしょう。


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