ホワイトニングの効果
効果が出るまでの時間
オフィスホワイトニングの場合、1回の施術で白くなることがほとんどです。ホームホワイトニングの場合は数日から2週間程度で白くなります。
持続期間
オフィスホワイトニングの場合にはおおよそ3〜6ヶ月、ホームホワイトニングの場合はおおよそ1年といわれています。
歯科医院で定期的に検診や歯のクリーニングをすることで、歯の健康と白さをより長持ちさせることができます。
色の安定
ホワイトニング終了後2週間の間は、色が多少後戻りする場合がありますが、その後は色が安定します。
虫歯や歯周病の予防効果
ホワイトニング剤の主成分である過酸化水素は元々、歯周病の治療薬として使用されてきた経緯があり、単に「歯を白くする」だけでなく、虫歯や歯周病の予防効果(「ホワイトニングプリベンション」と呼ぶ)が注目されています。
現在でも「オキシドール」というお薬が使われ、虫歯菌や歯周病菌に対する殺菌作用が報告されています。
(関連記事)
個人差の要因
ホワイトニングの効果に影響を与えるものには、次のものがあります。
- 元々の歯の白さ、歯の質
- 変色・着色の原因
- 食習慣(色素の濃い食べ物等)
- 喫煙の有無
- 歯磨きの仕方、回数など
効果の出にくい例
変色・着色の原因
以下の場合、ホワイトニングの効果だけでは白くなりにくいといわれています。
- 銀歯などの金属の溶け出しによる歯の変色
- テトラサイクリン系抗生物質による重度の変色
- 神経のない歯の黒ずみ
歯石など汚れがある場合
歯石・汚れなどが歯の表面にあると、十分にホワイトニング剤が歯に作用しにくくなります。
効果が出やすい例
歯の色が黄色・薄茶色系
赤ワインのタンニンやニンジンのβ-カロチン、トマトのリコピンなどの食べ物の色素が原因で、ホワイトニングの効果が出やすいといわれています。
ホワイトニング前に歯医者さんに歯の状態を診てもらい、より安全にかつ効果的にホワイトニングを進めましょう。
(関連記事)