痛くない麻酔方法
歯の治療が苦手な方の悩みの一つは、麻酔の注射の痛みです。当院では注射の痛みを和らげる効果のあるさまざまな配慮をさせていただいております。
表面麻酔
注射の麻酔の前に歯茎に塗る麻酔薬で、注射の痛みを和らげる働きがあります。
細い針
針の太さが細いほど、注射の時の痛みが少なくなります。注射針の直径の差がわずか0.07mmでも痛みに差があるとも報告されています。
当院では、注射の痛みを最小限にするために業界で最も細い針(0.23mm)を用意しております。
サイズ(G:ゲージ) | 針の直径(mm) |
25 | 0.5 |
27 | 0.41 |
30 | 0.32 |
31 | 0.28 |
33 | 0.26 |
35 | 0.23 |
笑気吸入鎮静法の併用
強い不安や緊張、恐怖心は痛みを感じやすくさせるため、気分を落ち着かせる効果のある笑気吸入鎮静法を併用するのも一つの方法です。
注入速度
麻酔をするときには針を静かに優しく進め(Gently)、ゆっくりと(Slowly)、弱く(Light pressure)注入していくGSL法を採用しています。
麻酔薬の温度
注射の痛みは麻酔薬の温度によっても異なります。麻酔薬は15℃以下や43℃以上の温度では痛みを感じやすくなります。
当院では、麻酔薬の温度を室温程度に管理し、痛みを減らす取り組みをしております。
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