歯痛に効くツボとは?!
知っておきたい!7つのツボ
虫歯や歯周病は手遅れになる前に予防をしたいところです。しかし、自覚症状がなく、気づかないうちに進行し、急に歯が痛くなることも。
ここでは、歯痛の仕組みと歯痛に役立つツボなどをご紹介致します。歯医者さんにすぐに受診できない応急処置としてご参考ください。
目次
なぜ歯痛は起きる?
歯痛の主な原因は「虫歯」と「歯周病」です。虫歯や歯周病がひどくなると、原因の歯1本だけでなく、顎や頭が痛くなることもあります。
虫歯と歯痛
虫歯は、虫歯菌が歯を溶かして穴を開けることで、歯が痛くなります。虫歯がひどいと、歯の神経に強く炎症が起きるため、激痛を伴うこともあります。
歯周病と歯痛
歯周病は、歯周病菌が歯を支える骨や歯茎に炎症を起こし、歯の周りが痛くなります。歯周病がひどいと、歯茎が腫れて膿がたまり、口が開かなくなったり、顎の骨が溶けることもあります。
歯痛に効くツボ!7選
合谷(ごうこく)
「合谷」は、親指と人差し指の骨が合流する付近に位置するツボで、歯痛や顎関節痛に役立ちます。「合谷」には熱を排出する作用があるといわれています。
人差し指側へ向けて、痛みを感じる程度にやや強めに約2〜3分ほど押さえます。
歯痛点(しつうてん)
「歯痛点」は、手のひらの中指と薬指の間にあるツボで、名前の通り、歯の痛みに効くといわれています。
「歯痛点」を反対の手指でつかみ、左右交互にやや強めに押すように揉みます。
頬車(きょうしゃ)
「頬車」は、耳の下と下顎の角(エラ)の間の真ん中に位置し、噛み締めると膨らむ部分です。「頬車」は特に歯痛(特に下の歯の痛み)や三叉神経痛などに効くといわれています。
指の腹でゆっくりと押します。
下関(げかん)
「下関」は、耳の穴から3cmほど前方で口を開けると凹む部分のツボで、歯痛(特に上の歯)や顎関節痛に効くといわれています。
中指あるいは人差し指の腹でゆっくりと押します。
商陽(しょうよう)
「商陽」は、人差し指の爪の付け根のやや親指側に位置するツボで、歯痛(特に下の歯の痛み)に効くといわれています。
反対側の手の人差し指と親指で「商陽」をつかみ、親指でゆっくりと押します。
足三里(あしさんり)
「足三里」は、膝の皿の下のくぼみから指4本分下でスネのやや外側に位置するツボで、歯痛(特に上の歯)に効くといわれています。
足内庭(ないてい)
「足内庭」は、足の第二・第三指の間にあるツボで、歯痛(特に上の歯の痛み)に効くといわれています。足内庭を手の人差し指と親指で上からつかみ、親指で強めに押します。
まとめ
本記事では歯痛に効くツボをご紹介させて頂きました。すぐに歯医者さんに受診できないときなどの参考にしていただければ、幸いです。(虫歯や歯周病がツボで治るわけではございません。)
当院では急患対応を承っております(予約状況によって、少々お待たせすることがございます)。詳細は御電話にてお問い合わせください。
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