歯のホワイトニング

歯を削らずに、薬剤で黄ばみの原因となる色素を分解し、歯をより白く美しくする治療方法です。

歯の変色・着色は汚れや虫歯、銀歯による影響だけでなく、加齢とともに自然に黄ばんでいきますが、「白くきれいな歯」になると“清潔”、“明るい”、“若返った”などの好印象を相手に与えることができます。

歯のホワイトニングとは

歯のホワイトニングとは、歯の黄ばみや黒ずみ、着色汚れ（ステイン）を除去して歯を白くする方法の総称です。ホワイトニング薬剤（ジェル）を使用する方法が一般的で、歯科医院で行うものとご自宅で行うものなどがあります。

ホワイトニングの種類と特徴、値段

ホワイトニングには主に「ホームホワイトニング」と「オフィスホワイトニング」の2種類があり、薬剤濃度の違いによって、以下の特徴があります。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングはマウスピースと薬剤ジェルをご自宅で使って、歯を白くする方法です。ご自宅で好きな時間に行うことができ、白さを持続しやすいことが特徴です。

ホームホワイトニング

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは歯科医院で有資格者によって行われるホワイトニングです。歯の内部まで白くすることができ、早く白くしたい方におすすめです。

オフィスホワイトニング

デュアルホワイトニング

ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを併用する方法です。双方のメリットが得られ、歯を早く白くし、効果を持続させやすいことが特徴です。

各ホワイトニングの比較

☟下の表は、横に移動（スクロール）できます。

ホワイトニングの種類

ホワイトニングの効果が現れる回数・期間は？

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングはオフィスホワイトニングより薬剤が低濃度でゆっくりと白くなり、2週間程度を目安としてお考えください。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングはホームホワイトニングより薬剤の濃度が高く、1回の施術で効果を実感する方が多いです。回数を重ねることで、さらに歯の白さを感じやすくなります。

ただし、効果の出方には歯の状況によって、個人差がございます。

ホワイトニングの効果

ホワイトニングの効果の持続期間は？

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは時間をかけてゆっくりとホワイトニングの薬剤が歯に浸透するため、効果が長持ちしやすく、6〜12ヶ月くらいといわれています。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは即効性がある一方で、ホームホワイトニングと比べると効果の持続期間はやや短く、3〜6ヶ月くらいといわれています。

個人差や生活習慣などの影響も？！

歯の質や色素の濃い食事の頻度、唾液の量（口の乾き）、歯磨き、喫煙の有無などによって、ホワイトニングの効果の持続性は異なります。

成分・しくみ

ホワイトニングの主成分である過酸化水素、または過酸化尿素が変化し、歯の変色・着色の原因となる色素を分解することで、歯を白くします。

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ホワイトニングの歴史

留意点

適応にならない方

• 無カタラーゼ症の方
• 妊娠中や授乳中の方、あるいはお子様
• 光線過敏症（オフィスホワイトニングのみ不可）
• 重度の呼吸器疾患（気管支喘息など）がある方
• 銀歯など金属の溶け出しで黒ずんだ歯
• テトラサイクリン系抗生物質による変色歯

ホワイトニングの効果が出ない、出にくいもの

• つめものやかぶせものは白くなりません。
• 神経のない歯は白くなりにくいといわれています。
• 金属の溶け出しが原因で変色した歯は、色の大きな改善は得られません。

知覚過敏

ホワイトニング後は、一時的にしみる場合があります。ただし、ほとんどは数時間から数日のうちに改善します。

＊ホワイトニングは歯を壊したり、傷つけるものではありません。

ホワイトニングと知覚過敏

ホワイトニング

[内容]薬剤ジェルを使用して歯を白くします。[副作用・リスク]個人差がありますが、施術中や施術後に、一時的に歯がしみる（知覚過敏）場合があります。

歯のクリーニングとの違い

「クリーニング」は歯の表面の着色汚れ（ステイン）や歯垢、歯石などを取り除く方法です。一方で、「ホワイトニング」は薬剤を使って、歯の本来の色を白くする方法を指します。

歯のクリーニング

まとめ

ホワイトニングは歯を削らずに白く綺麗にする方法です。各ホワイトニングによって、利点・欠点などの特徴があるため、ご自分に合ったものを選ぶのが良いでしょう。

当院ではホワイトニングの相談のみも承っております。気になる点等ございましたら、お気軽にご相談ください。

ホワイトニング Q&A