スポーツ中の歯のケガを予防するには

スポーツ中には相手との強い接触、ボールやラケットに当たるなどの原因で、歯や顎をケガすることがあります。ここでは、スポーツ中の歯のケガ(歯が欠けた・折れた、抜けた)の危険を減らすための予防策について解説致します。

歯のケガのリスクを減らすためのポイント

スポーツ用マウスピースの使用

スポーツ中の思いがけない衝撃から歯や顎、粘膜を保護する目的として、近年では多くの競技でスポーツ用マウスピースの着用が義務化あるいは推奨されています。

スポーツ用マウスピースを着用している場合、未着用と比べて、ケガの発生率は約4〜5割減少するといわれています。

スポーツマウスガードによる歯や顎のケガの発生率

スポーツ用マウスピース

虫歯や歯周病の早めの治療がおすすめ

虫歯が原因で欠けた歯の画像

虫歯で歯の中に空洞があると、少しの外力でも歯が欠けたり、折れる危険が高まります。また歯周病があると、外力で歯の揺れがひどくなり、痛みが出たり、最悪の場合、歯が抜けることがあります。

特にスポーツをしている方の場合、スポーツドリンクや炭酸飲料を飲む機会も多い傾向にあり、虫歯になりやすいともいわれています。定期健診を受け、早めに虫歯や歯周病を治療して、歯を守りましょう。

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虫歯とスポーツドリンク

歯並びや噛み合わせが悪い場合にはご相談を

歯が欠けた画像

過度な出っ歯や受け口、歯並びが良くない場合は歯や顎をぶつけやすく、また歯で唇や舌、頬の粘膜を傷つけやすいといわれています。

気になる場合には、相談だけでも構いません。お気軽にご相談ください。

親知らずの確認

埋まったままの親知らずがある場合、親知らずの位置によっては顎の骨が薄く、骨折しやすいことがあります。

親知らずがある方、気になる方はお気軽にご相談ください。ご希望に応じて、レントゲン撮影で親知らずの位置の確認も承っております。

親知らずの存在と顎骨骨折を示す画像

親知らずの有無と顎骨骨折の関係のグラフ画像

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親知らず

まとめ

スポーツ中の衝撃から歯を守るためには、スポーツ用マウスピースの着用だけでなく、普段からの歯のメンテナンスも大切です。

当院では、大学病院口腔外科出身の歯科医師が在籍しており、安心や安全にスポーツをして頂くためのサポートをしております。スポーツや歯のケガ(歯が折れた・欠けた・抜けた等)についてお困りな方・お悩みの方は、お気軽にご相談ください。

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