舌ブラシの種類
「舌苔が取れない」、「舌苔を除去すれば何を使えばいいの?」とお悩みの方も多いのでは?!
舌苔が厚く残っていると、口臭や歯周病、誤嚥性肺炎などの原因につながることもあります。
実は、舌苔を取るためには方法だけでなく、使用する道具も大切です。ここでは、舌苔を除去する道具の各特徴を紹介致します。
*当院「大倉山駅前港北歯科クリニック」には大学病院口腔外科出身の歯科医師(薬剤師免許取得)が在籍しております。口の中に異変を感じる場合はお気軽にご相談ください。
舌苔を取る道具
舌苔を取る(舌磨き)道具は主に以下の4種類があります。
- ブラシ型
- スクレーパー型、ヘラ型
- ガーゼ
- スポンジブラシ
タイプ | 長所 | 留意点 |
---|---|---|
ブラシ型 | 植毛が密で、汚れを効率良く取ることができ、厚い舌苔やべたつきにも有効。 | 使用後に、植毛部分を十分洗い流す必要あり。 |
スクレーパー型、ヘラ型 | 舌表面の苔を一度にそぎ落とすような方式。 |
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ガーゼ | 舌の粘膜が傷つけにくく、痛みが少ない。 | ブラシタイプと比べ、細かい汚れは取りにくい。 |
スポンジブラシ |
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舌苔が厚い場合、効果が得られにくい。 |
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舌苔が取れない?!
「舌苔が取れない」、「舌磨きをやっても舌が白い」と感じる方も…。
舌が白い場合、苔ではない場合や別の病気(白板症や口腔カンジダ症など)が疑われる場合があります。また舌が赤くてツルツルで綺麗にみえる場合も、病気(鉄欠乏性貧血など)が疑われることがあります。
舌の色が気になる場合には無理にこすらずに、早めのご相談がおすすめです。
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舌磨きはやり過ぎに注意!
舌磨きをやり過ぎると、舌を傷つけたり、味覚障害を引き起こすこともあります。舌苔を取るときは正しい方法で行うことが大切です。
また舌苔が取れない場合は過度に舌磨きをするより、医療機関で相談する方が良いでしょう。
*なお、当院「大倉山駅前港北歯科クリニック」には大学病院口腔外科出身の歯科医師(薬剤師免許取得)・口腔がん検診協力医が在籍しております。口の中に異変を感じる場合はお気軽にご相談ください。
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