マウスピース矯正のメリット・デメリット
目次
マウスピース矯正のメリット
- 透明だから目立たない
- 取り外せる
- 違和感や痛みが少ない
- 金属アレルギーの心配がない
- 治療計画がわかりやすい
透明で目立たない
マウスピース矯正の装置は透明であるため、装着していても極めて目立ちにくく、周りの人に気づかれずに矯正治療を行うことができます。
取り外せる
ワイヤー矯正と異なり、取り外しができることが大きなメリットです。
食事や歯磨きのときには取り外しができ、装置を気にせずに食事ができ、食べ物が装置に詰まる心配もありません。また歯磨きもしやすいため、口の中を清潔に保ちやすいことが特徴です。
違和感や痛みが少ない
ワイヤー矯正の装置と比べ、装着時の違和感や痛みなどが少なく、また口の中の粘膜に装置が当たって痛みを感じることもほとんどありません。
金属アレルギーの心配がない
マウスピース矯正の装置はプラスチック製であるため、金属アレルギーの心配はありません。
治療計画がわかりやすい
マウスピース矯正は、歯並びの仕上がりをコンピューターでシミュレーションして治療計画を立てるため、今後の治療の予定がわかりやすいことが特徴です。
マウスピース矯正のデメリット？！
- 装着時間が長い。
- 噛み合わせに違和感を感じることがある。
- マウスピース矯正が適応にならないことがある。
- マウスピースの矯正装置をつけまま、食事はできない。
- マウスピースを洗う手間がある。
- 歯を削る場合がある。
装着時間が長い
マウスピース矯正は1日約20時間以上の装着を目安として、食事や歯磨き以外の時間帯はなるべく着けることが推奨されます。
また取り外しができる一方で、マウスピースのつけ忘れると十分な効果が得られないことがあります。
噛み合わせの違和感
マウスピース矯正では、奥歯が噛みにくいなどの噛み合わせの違和感を感じることがあります。ただし、時間とともに解消されることが多く、補助装置で改善することが可能です。
できない症例がある
マウスピース矯正ではできない症例もあり、特に歯並びがガタガタで複雑な場合や骨格の歪みや変形が大きい場合、一部の歯を抜歯する必要がある場合などは適応になりません。
マウスピースをつけたまま食事しない
食事のときはマウスピースの矯正装置を外す必要があります。マウスピースをつけたままでの食事はマウスピースの破損や虫歯、歯周病のリスク（危険性）が高まるので、避けましょう。
マウスピースの洗浄
マウスピースは長時間つけっぱなしで汚れやすいので、水や専用の洗浄剤で洗って、清潔に保ちましょう。
歯を削る場合がある
歯を削る処置（＊）は必ず必要になるわけではありません。歯を動かす空間（スペース）をつくることが目的で、歯の側面を0.1mm単位で調整します。
“削る”よりヤスリで“磨く”ような処置で、歯の健康に影響がない範囲での調整になります。
＊：「IPR:InterProximal Reduction」や「スライシング」、「ディスキング」とも呼ばれます。
マウスピース矯正
おすすめの人
おすすめな人
目立たない矯正を希望の方
マウスピース矯正治療は透明なため、装着中もかなり目立ちにくく、相手に気付かれにくいです。目立たない矯正治療方法を探している方に大変おすすめです。
まとめ
マウスピース矯正治療は目立ちにくく、衛生的であるなど多くのメリットがあります。一方で、適応にならない場合もあります。
当院ではメリット・デメリットを踏まえて、患者さんごとに合った治療方法を提案させて頂きます。「歯並びを綺麗にしたい」、「矯正治療方法を相談したい」方はお気軽にお問い合わせください。
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