難病の指定医療機関

難病の指定医療機関
特定医療費は?!

※当院【大倉山駅前港北歯科クリニック】は難病の「指定医療機関」に認定され、大学病院出身の歯科医師が在籍しております。

難病の方の歯科治療も対応しておりますので、歯や口でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

「難病があるけど、診てもらえますか?」などのご質問に応えるべく、本ページでは指定難病や特定医療費、指定医療機関について、わかりやすく解説致します。

難病とは?
指定難病との違いは?

まず難病とは、

  • 発病の機構が明らかでなく
  • 治療方法が確立していない
  • 希少な疾病であって
  • 長期の療養を必要とするもの

と定義されています(難病法第1条)。

指定難病とは、難病のうち、以下の条件をすべて満たすものを指します(医療費助成の対象 難病法第5条)。

  • 患者数が本邦において一定の人数(人口の0.1%程度)に達しないこと。
  • 客観的な診断基準が確立していること。

※指定難病の患者数は少なくとも約100万人といわれています。

 どんな病気があるの?
歯や口の関連する病気は?!

指定難病のうち、

  • 歯や歯茎、口、顎や顔面に症状のある病気が約4割
  • 食べる・飲み込む機能に障害のある病気が約2割
  • 歯科治療の際、特別な対応が必要な病気は約9割

といわれています。

以下に、歯や口と関連する指定難病の代表例をいくつかご紹介致します。

※下の表は横にスクロールできます。

病名 ○患者数
●発生頻度
症状
シェーグレン症候群 ○約7万人

※潜在的な患者数は約10〜30万人

●約1/2,000人

 

  • 口が乾く、目が乾く
  • 唾液が出ない
  • 舌や口の中の粘膜が痛い
  • 虫歯や歯周病になりやすい
ベーチェット病 ○約20,000人
●約1.5人/1万人
  • 唇、頬や上顎の粘膜、舌、歯茎に口内炎が繰り返す。
低ホスファターゼ症 ○約100〜200人

●約1/15万人

  • 乳歯が4歳頃までに抜けてしまう。
  • 歯周病になりやすい。
バージャー病 ○国内推計患者数は約7,000人
※2,259人(令和元年度医療受給者証保持者数)●約1/1.7万人
歯周病との関連の疑いあり。
エーラス・ダンロス症候群(歯周型) ○144人(令和元年度)

●約1/5,000人

  • 早期発症(小児期、思春期)の重度かつ難治性歯周炎
  • 歯肉欠損

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潰瘍性大腸炎とクローン病 虫歯との関連

 指定難病はいくつあるの?

国が定める指定難病は現在(令和7年4月時点)、348の病気が該当します。

※「指定難病」に該当する病気の数は更新され、難病法施行の2015年1月時点で110、2021年11月時点で338、2023年4月時点で341と増加しています。

難病だと
歯の治療に医療費補助(助成)がある?!
特定医療費(指定難病)助成制度とは?

 特定医療費(指定難病)助成制度

指定難病は治療法が確立していないため、治療費用が大きくなりやすい傾向があります。特定医療費(指定難病)助成制度では、指定難病と診断され、かつ必要な条件を満たす場合に、医療費の助成を行う制度です。

 例えば、どんな病気が該当する?

難病情報センターによると、「指定難病の対象医療の範囲は、指定難病及びその指定難病に付随して発生する傷病に関する医療となっています。診断や治療の範囲は、疾病や個々の患者の病状により、様々であることから、歯科診療について指定難病の主治医が指定難病に付随して発生した傷病であると判断をした場合には基本的にその判断が尊重されます。」と記載されています。
具体例として、
シェーグレン症候群(唾液が出ない・出にくい病気)で唾液が少なくなり、発生した虫歯や歯周病の治療などが挙げられます。
歯科に関連する指定難病には
・シェーグレン症候群
・パーキンソン病
・筋萎縮性側索硬化症(ALS)
などが多いです。
*詳しくはお問い合わせください。

指定難病の医療費助成はどのクリニックでも可能?!

指定難病の医療費助成は、都道府県・指定都市が指定した難病指定医療機関を受診した場合にのみです。
※詳しくは、お住まいの都道府県・指定都市の窓口にご確認ください。

※当院【大倉山駅前港北歯科クリニック】は【難病指定医療機関に認定されています。

難病指定医療機関とは?
難病指定医、協力難病指定医は?!

【難病指定医療機関】とは、都道府県・指定都市が指定した医療機関{病院や診療所(医科、歯科)、薬局、訪問看護ステーション}を指します。

【難病指定医】と【協力難病指定医】は医師のみです(歯科医師の難病指定医・協力難病指定医は存在しません)。

(現在登録されている指定難病の診断は医師が主体となっておこなわれるもので、歯科医師が診断するものではないため。)

※【難病指定医】は難病患者の医療費助成の新規申請、更新申請に必要な診断書を作成できる医師です。

※【協力難病指定医】は更新申請に必要な書類のみ作成できる医師です。

まとめ

指定難病の中には、虫歯や歯周病のリスクが高まる病気があり、歯や口の定期的な管理がとても大切です。

難病指定医療機関に受診した場合、必要な条件を満たしていれば、歯の治療の医療費の助成を受けることができます。

※当院【大倉山駅前港北歯科クリニック】は【難病指定医療機関に認定され、大学病院出身の歯科医師が在籍しております。

ご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。

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