銀歯に金属が触れると痛む?!
ガルバニー電流とは?

銀歯でアルミホイルを噛んだときやスプーン・フォークが銀歯に当たったときに感じる、キーンとした痛みや不快感。
実は、金属間で電流が発生することが原因で、ガルバニー電流と呼ばれています。
ここでは、銀歯の方が経験することのあるガルバニー電流について、解説致します。
ガルバニー電流とは?
口の中で異なる金属どうしが触れ合い、電流が流れる現象を「ガルバニー電流(ガルバニック電流)」と呼びます。
ガルバニー電流はなぜ起きる?
ガルバニー電流の発生には、以下の理由が挙げられます。
- 異なる種類の金属の接触
- 唾液には電気を通す性質がある。
- 口の中の細菌が出す酸、食べ物によるpHの変化、歯ブラシや歯ぎしり・噛み締めによる歯科金属の摩耗と腐食
治療は?
ガルバニー電流は必ずしも治療が必要なわけではありません。
ただし、歯科金属のアレルギーが明らかな場合や疑われる場合、あるいは金属味が気になる場合は、銀歯をセラミックやブラスチックにやり変える方法が行われることがあります。
