歯ぎしりと睡眠の関係
睡眠時無呼吸症候群との併発も?!
歯ぎしりは睡眠の深さと関係があることをご存知でしょうか。ほとんどの歯ぎしりは、睡眠が浅くなるときに生じることが明らかになっています。
歯ぎしりは寝ている間に起こるため、ほとんど自覚することはありません。一方で、歯ぎしりによる負担がとても大きく、歯のすり減り、歯周病の悪化、顎の痛み、詰め物や被せ物の破損などさまざまな問題が起きます。
ここでは、歯ぎしりと睡眠について、まとめて解説致します。
目次
睡眠のしくみ
睡眠はノンレム睡眠とレム睡眠という2種類の睡眠の段階があり、睡眠の深さが周期的に変化します。2種類の睡眠が90〜120分ごとに交互に出現し、一晩の睡眠の中で約3〜5回繰り返します。
レム睡眠
早い眼の動きを伴う睡眠で、主に筋肉など体が休んでいる段階です。夢を見るのは、このレム睡眠の段階が多いといわれています。
ノンレム睡眠
眼がほとんど動かない睡眠で、脳がお休みする睡眠の段階です。ノンレム睡眠は睡眠の深さの浅いステージN1・N2、深いステージN3に分けられます。
歯ぎしりが起きるのはどっち?!
ノンレム睡眠?レム睡眠?
ほとんどの歯ぎしりは、ノンレム睡眠(ステージ1や2)からレム睡眠へ変わるときに起きると報告されています。
睡眠時無呼吸症候群との併発は?
睡眠中の歯ぎしりの前後5分以内に、無呼吸が併発する傾向が強く、近年では「歯ぎしり」と「睡眠時無呼吸症候群」の併発の可能性が報告されています。
特に、睡眠中に呼吸が止まり、目が覚めそうになるタイミングで歯ぎしりを起きることが多いといわれています。
歯ぎしりや睡眠時無呼吸症候群
放置するとどうなる?
歯ぎしり
歯ぎしりはほとんど自覚はありませんが、100kg以上の負担がかかることもあります。歯や顎に繰り返し、負担がかかると、歯周病や顎関節症などの危険性が高まります。
睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群は寝ている間に呼吸が止まる病気です。寝ている間に体内に酸素を十分に取り込めず、血管や心臓、脳などに負担がかかり、動脈硬化や心臓病、脳梗塞などの発症リスクが高まります。
まとめ
歯ぎしりも睡眠時無呼吸症候群も、寝ている間に別の病気をつくることが問題です。歯ぎしりやいびきを指摘されたことのある方は、歯や全身の健康のためにも検査や治療を受けることがおすすめです。
歯ぎしりや睡眠時無呼吸症候群について、ご不明な点等ございましたらお気軽にご相談ください。
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