表面麻酔法
表面麻酔法とは麻酔の注射(浸潤麻酔法)をする前に歯茎に表面麻酔薬を塗る方法で、歯茎の感覚を鈍らせる働きがあります。
目的
表面麻酔の後に行う注射の痛みを和らげる働きがあり、注射の麻酔を少しでも「怖くない」、「痛くない」ものにする目的があります。
効果が出るまでの時間
歯茎に塗った後、1〜2分ほどで効果が得られます。
成分と種類
表面麻酔薬の種類はアミド型とエステル型、混合型(アミド型+エステル型)の3つに分けられます。
表面麻酔薬では苦味の強いアミド型製剤より、苦味の少ないエステル型製剤が主に使用されています。
また当院では、お子様でも抵抗が少ないフルーツ系の香りがつけられている製品も用意しています。
種類 | 成分 | 製品 |
アミド型 | リドカイン | キシロカインゼリー2% |
キシロカインスプレー8% | ||
ペンレステープ18mg | ||
ユーパッチテープ18mg | ||
エステル型 | アミノ安息香酸エチル | ジンジカインゲル20% |
ハリケインゲル20% | ||
ビーゾカインゼリー20% | ||
ネオザロカインパスタ | ||
テトラカイン | コーパロン6% | |
エステル型+アミド型 | アミノ安息香酸エチル+テトラカイン+ジブカイン | プロネスパスタアロマ |
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