電動歯ブラシ
電動歯ブラシは上手に活用することで、歯周病の原因となる歯垢(プラーク:菌のかたまり)を効率良く取り除くことができます。
近年では非常に多くの電動歯ブラシが市販されているため、「どれが良いですか?」、「おすすめは?」などの質問も多く頂きます。ここでは電動歯ブラシについてわかりやすく解説していきます。
電動歯ブラシとは
電動歯ブラシは手ではできないような細かい振動や回転を電動で行い、歯の汚れを簡単に効率良く落とすことができるように設計された歯ブラシです。
手や指をうまく動かせない、握れない方の歯磨きの助けにもなり、また矯正装置をつけていて歯磨きがしにくい方や一般の方を含め、広く普及しています。
電動歯ブラシは近年注目されていますが、その歴史は古く、1930年代後半に開発され、1960年代に商用化され、電動歯ブラシの効果は現在に至るまで多くの研究や報告があります。
電動歯ブラシの種類
電動歯ブラシは「音波振動式電動歯ブラシ(音波ブラシ)」、「超音波振動式電動歯ブラシ(超音波ブラシ)」、「高速運動電動歯ブラシ」の3種類に大きく分けられます。
音波ブラシ
最も普及している種類で、0.2〜2MHzの高い周波数で毎分約2〜4万回の音波振動を発生させて、歯垢(プラーク)を除去します。
またこの高い振動で口の中に発生する水流で、歯ブラシの毛先が届かない細かい部分の汚れにも作用するといわれています。
下記の2つと比べ、小刻みにブラシを動かす必要がなく、ブラシを歯に当てるだけで良いという利点があります。
超音波ブラシ
「超音波ブラシ」は約1.6MHz以上の非常に高い周波数の超音波によって、毎分120万回以上の振動数を発生させて、歯に付いた歯垢(プラーク)を剥がして取り除きます。
振動数は非常に高い一方で、振動の幅が少ないため、小刻みに歯ブラシを手で動かす必要があります。
高速電動運動歯ブラシ(従来の電動歯ブラシ)
小型のモーターによる振動や回転運動で歯垢(プラーク)を取り除きます。上記の2つに比べると、振動数が少なく、ブラシを細かく手で動かす必要があります。
電動歯ブラシの利点・留意点
手用歯ブラシ(手動で歯ブラシを使う通常の方法)と比べ、電動歯ブラシにはどのような利点・留意点があるのでしょうか。
| 利点 | 留意点 |
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どのような人に向いている?
電動歯ブラシはほとんどの人に適応可能ですが、特におすすめされるのは次のような場合です。
- 手指がうまく動かせない。
- 歯並びが悪い、矯正装置がついているなどブラシの毛先が届きにくいところがある。
- 歯ブラシのときに力を入れすぎてしまう。
- がんばっても歯磨きがしても上手にできず、汚れが取りきれない。
