知っておきたい!
顎が痛いときの食事
顎が痛い・口が開かないなどの場合は、食事がうまく摂れないことがあります。そんな時は食事を工夫することで、顎への負担を減らすことも大切です。
特に、硬いものや噛み切りにくいものは、顎に負担がかかることがあります。
食品を刻む・煮るなど調理を工夫して、
- やわらかい食事や厚みの少ないものにする
- 硬いものを避ける
ことが大切です。
ここでは顎が痛いときに、食べやすい・気をつけたい食事について、ご紹介致します。
食べやすい食事
煮込んだもの
顎が痛い場合には野菜を煮込んだシチューやスープ、お粥などがおすすめです。野菜は溶けるくらいまで煮込むと、顎への負担が少なく、食べやすくなります。
また小さめに刻むことで、口が開かないときにも食事を摂りやすくなります。
豆腐や卵などやわらかいもの
顎関節症の場合、厚みのあるものや噛み切りにくいものは顎への負担が増してしまいます。
やわらかくて栄養価の高い卵料理や豆腐はレシピも豊富で、炒めたり、茹でたり、サラダにして食べるのも良いでしょう。
控えたい食事
硬いものや厚みのあるものは、噛む筋肉をたくさん使ったり、口を大きく開けなくてはいけないため、顎への負担が増すことがあります。
顎が痛い・口が開かないなど顎関節症の症状が強い場合は、一時的に控えた方が良いでしょう。
特徴 | 例 |
---|---|
硬い・噛み切りにくいもの |
|
厚みのあるもの |
|
顎の痛みを放置するとどうなる?
顎の痛みの原因には、顎関節症や歯の根の炎症など様々な病気が挙げられます。
原因によっては、顎の骨が溶けたり、骨が変形することもあります。顎の異変に気づいたら、早めに担当医に相談する方が良いでしょう。
まとめ
顎に負担がかかる習慣などが続くと、口が開かないなど食事がうまく摂れなくなることがあります。顎関節症は早めに治療することで、重症化の防止や早めの回復につながります。
また、当院では大学病院口腔外科出身の歯科医師が在籍しております。
顎に異変を感じる場合やご不明な点等ございましたら、お気軽にご相談ください。
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