歯の神経や根っこに膿?!
歯の根っこの治療
歯の根っこの治療「根管治療」は、歯の内部にたまった細菌や膿を取り除く治療です。
ここでは、根管治療の流れについて、わかりやすく解説していきます。
目次
根管治療の流れ(手順)
細菌や膿の除去
リーマー・ファイルという細い専用器具や消毒液で、歯の内部で繁殖した細菌を殺菌します。
歯の内部を密封
歯の内部が綺麗になったら、歯の内部を密封します。歯の中の空洞をなくすことで、細菌の繁殖を防ぎます。
土台をつくる・補強する
歯を補強したり、失われた部分を人工の土台を組み立てて、復元・修復します。
被せ物の装着
歯型を取って作った被せ物(銀歯やプラスチック、セラミック)を装着して、完成です。
根管治療の効果を高めるために
根管治療は継続して行うことが大切です。
長く間が空いてしまうと、歯の内部で再び細菌が繁殖してしまいます。治療の間隔は、歯医者さんに相談してみるのが良いでしょう。
根管治療の回数、治療費用
治療回数
根管治療の回数は、平均3〜6回程度となります。ただし、歯の内部の感染・炎症の状況、回復具合によって、回数は異なります。
治療費用
「根管治療」は保険適用(3割負担)の方で、数千円程度です。その他、被せ物(保険適用、自由診療の選択可)の費用が別途ございます。
*治療費用、回数などご不明な点等ございましたら、お気軽にご相談ください。
根管治療中で痛みや腫れが続く場合
根管治療を継続しても、痛みや腫れが続く場合には、次のことが疑われます。
- 歯が割れている、折れている場合
- すでに歯の根の膿や炎症が広がっている場合
- 歯の根以外の炎症

root fracture
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まとめ
歯の根の膿がたまった場合には「根管治療」を行うことで、骨などへの感染・炎症の広がりを防ぐことができます。
また根管治療は継続して行うことが大切です。
歯の根っこの膿、歯茎の腫れ・出血などでお悩みの場合には、お気軽にご相談ください。
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