ニコチン性口内炎

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誰でも経験したことのある口内炎。全部同じに見えますが、実はタバコが原因で起きる口内炎をご存知でしょうか。

タバコにとは含まれる発がん物質の影響もあり、放置できない口内炎の一つです。

ここでは、タバコに関連する「ニコチン性口内炎」について、ご紹介致します。

ニコチン性口内炎とは?

ニコチン性口内炎とは、喫煙習慣の刺激によって起きる口内炎です。

原因

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喫煙によるニコチンの刺激が繰り返されることで、口の中の粘膜の血流が悪くなり、粘膜が障害を受け、口内炎を発症しやすくなります。

また喫煙によって、口の中が乾燥し、細菌が繁殖しやすくなることも口内炎に影響すると考えられています。

ニコチン性口内炎の特徴

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喫煙で吸い込んだ煙は上顎に触れやすいため、ニコチン性口内炎は上顎の天井に出来やすいといわれています。

  • 粘膜は赤くなった後、徐々に白く変化して厚くなります。
  • 痛みは少なく、本人が気づかないこともあります。
  • 食べ物がしみるなどの症状が出ることがあります。
  • 口腔がんに変化するリスクがあります

検査

問診や視診、触診のほか、口腔がん検査機器を使用して患部を確認致します。

なお、がんが疑われる場合は医療機関でのCTやMRI、病理組織検査などが必要なことがございます。

治療

ニコチン性口内炎の原因は喫煙習慣であるため、禁煙がニコチン性口内炎の治療・予防になります。禁煙によって、刺激を受けた口内炎は回復が見込めます。

まとめ

ニコチン性口内炎はタバコを原因とするため、がん化する恐れのある口内炎です。また長年の喫煙の場合、禁煙後も口の乾燥やタバコの有害物質の影響によって、口内炎ができやすいこともあります。

口の中の異変に気づいたら、早めに担当医と相談しましょう。

当院では大学病院口腔外科出身の歯科医師が在籍しております。また検査や相談のみの受診も承っておりますので、お気軽にご相談ください。

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