床矯正の使用上の注意点

床矯正の装置の変形や破損を防ぐためには、正しい使用方法(取り外し、洗浄、保管)を身につけることがおすすめです。床矯正の治療効果を得るには正しい取り扱いも大切です。

ここでは、床矯正の装置の使用方法の注意点やコツについてわかりやすく解説します。

床矯正装置の付け方・取り外し方

装置の着け方

床矯正の装置を着ける際は必ずプラスチック部分(「床」)を持って口の中に入れ、前後左右を指で押して装着します。

装置を噛んで入れたり、金属製のワイヤー(「クラスプ」)を持って入れると、変形や破損につながりますので気をつけましょう。

装置がちゃんと入っているかの確認

装着後に装置のプラスチック部分「床」を両手で前後左右とも押して、カタカタしないことを確認しましょう。

装置の取り外し方

床矯正の装置を取り外す際は金属部分のワイヤー(「クラスプ」)を両手で持って外しましょう。

床矯正の洗浄方法

床矯正の装置は水または40度以下のぬるま湯で流しながら、歯ブラシで優しく洗いましょう。なお、歯磨き粉の使用は装置に傷がつくため、お控えください。

また洗浄剤につけ置きをして、より清潔に保つのも良いでしょう。

注意点

熱湯での洗浄やアルコール消毒は装置の変形や破損につながるため、お控えください。

床矯正の保管方法

床矯正の装置は紛失や破損を防ぐため、専用ケースに入れて保管しましょう。

まとめ

  • 装置を着けるときはプラスチック部分を両手で持って優しく押す
  • 装置を外すときは金属部分を持って両手で装置を浮かせる
  • 装置保管するときはケースに入れる

矯正治療の十分な効果を得るためには、矯正装置の破損や変形、紛失を防ぎ、正しく使うことが推奨されます。

また矯正装置は適切に洗浄して雑菌が繁殖しないようにすると、臭いがつきにくくなります。正しく洗浄していても臭いが消えない場合には口の中の問題があるかもしれませんので、歯医者さんで確認やクリーニングをしてもらうのも良いでしょう。

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