床矯正 Q&A
目次
- 1 Q. 床矯正とは何ですか?
- 2 Q. 床矯正は顔が大きくなることや顔が変わることがありますか?
- 3 Q. 床矯正は痛いですか?
- 4 Q. 床矯正の治療期間、回数はどのくらいですか?
- 5 Q. 床矯正のネジを回すのは、どのくらいのペースが良いですか?
- 6 Q. 床矯正のメリットは何ですか?
- 7 Q. 床矯正のデメリットは何ですか?
- 8 Q. 床矯正の費用はどのくらいですか?
- 9 Q. 床矯正の装置はいつ装着するのですか?
- 10 Q. 装置の取り扱いで注意することはありますか?
- 11 Q. 具合が悪いときや病気のときにも、床矯正の装置を着けるのですか?
- 12 Q. 運動(スポーツ)の時にも装置はつけた方良いですか?
- 13 Q. 床矯正の装置が変形や破損、紛失した場合はどうすれば良いですか?
- 14 Q. 床矯正終了後の後戻りを防ぐためにはどうすれば良いですか?
Q. 床矯正とは何ですか?
A. 床矯正は顎が小さくて歯が並ぶスペースが足りない場合に、取り外し式の矯正装置を使い、歯がきちんと並ぶスペースをつくるための矯正治療です。
Q. 床矯正は顔が大きくなることや顔が変わることがありますか?
A. 床矯正は顎の骨格を広げるわけではないため、顔が大きくなることや顔が変わることはありません。
Q. 床矯正は痛いですか?
A. 床矯正はほとんど痛みがありません。装置が粘膜に当たって痛い場合がまれにありますが、調整で対応可能ですので、ご安心ください。
Q. 床矯正の治療期間、回数はどのくらいですか?
A. 床矯正は1〜2年程度の治療期間となることが多いです。矯正治療期間中は1〜2ヶ月に1回程度のペースで装置の調整をします。
(ただし、歯並びや顎の発育状況等によって、治療期間は個人差がありますので、目安としてお考えください。)
Q. 床矯正のネジを回すのは、どのくらいのペースが良いですか?
A. 床矯正のネジは1週間に45度ずつ計2回(合計90度)、回すのが一般的です。ただし、治療状況によって、矯正装置のネジを回すペースは異なることがあるため、担当医の指示通りに行いましょう。
Q. 床矯正のメリットは何ですか?
A. 床矯正には以下のメリットがあります。
- ほとんど痛みがない
- 装置が目立たない
- 矯正装置の取り外しができるため、歯磨きや食事がしやすい
- 抜歯をせずに歯並びを開栓d歯を並べるスペースを
Q. 床矯正のデメリットは何ですか?
A. 床矯正には以下のデメリットがあります。
- 矯正治療の効果は、矯正装置の装着時間など使用方法に左右される
- 年齢や骨格の特徴によっては適用にならない場合がある
Q. 床矯正の費用はどのくらいですか?
A. 床矯正の費用は5〜30万円となります。
歯並びや顎の大きさ、年齢などの状況に応じて、床矯正の装置の個数が異なるため、治療費用や期間が変わってきます。
当院では、治療開始前に費用や支払い方法についてご説明させていただいております。ご不明な点等ございましたら、お気軽にご相談ください。
Q. 床矯正の装置はいつ装着するのですか?
A. 寝ているとき(8時間程度)と学校から帰宅後の数時間(4時間以上)などを利用して、1日12時間以上の装着時間を推奨しております。
また学校にいるときに装着することも可能です。食事や歯磨きのとき、激しい運動の時には外すようにしましょう。
Q. 装置の取り扱いで注意することはありますか?
A. 矯正装置の取り外しや洗浄、保管時は誤った方法で行うと、変形や破損につながりますので注意が必要です。特に取り外しの際は両手で金属部分のバネに指をかけて外すようにしましょう。また保管する際は破損や紛失しないように、専用のケースに入れるようにしましょう。
Q. 具合が悪いときや病気のときにも、床矯正の装置を着けるのですか?
A. 体調不良で矯正装置を装着するのが辛い場合には、無理をせずに外して構いません。
一方で、しばらく装置を外していた場合には再び装着するときつく感じたり、装置がうまく入らないことがあります。装置がうまく入らない場合には装着していない日数分、1日につき約90度巻き戻すことが可能です。
不安な場合やうまくできない場合には担当医と相談してみましょう。
Q. 運動(スポーツ)の時にも装置はつけた方良いですか?
A. 装置をつけたまま、運動して頂いて構いません。ただし、競技によって相手と強く接触することなどが予測される場合などは適宜外して構いません。
Q. 床矯正の装置が変形や破損、紛失した場合はどうすれば良いですか?
A. まずはかかりつけの歯医者さんへ受診するようにしましょう。
また装置の変形や破損の場合には来院時に装置を持参するようにしましょう。紛失の場合は装置を新しくつくるための歯型(型取り)が必要になります。
Q. 床矯正終了後の後戻りを防ぐためにはどうすれば良いですか?
A. 歯並びに悪影響の原因となる癖や習慣を改善すると、後戻りを防ぎやすくなります。
歯並びを変化させる癖や習慣の例には、指しゃぶりや爪を噛む・舌を出す癖、口が常に開いている、口呼吸などが挙げられます。
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